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 □松本電鉄5000形アオガエルに(2011.9.23)
2008年,古い電車で新しい語らいの会の活動をきっかけに一度お色直しが行われた5000形電車でしたが,3年が経過した頃から車体のあちらこちらに痛みがみられるようになりました.
引退から早10年以上が経過「最早解体もやむなき…」そんな話が出てきたところで,大変なプロジェクトが立ち上がりました.「5000形電車を東急時代のアオガエルに復元しよう!」

夏のある朝,普段いる留置線(左)から洗浄線に移動してきた5000形,これから大変身が始まる.

  
7月から9月にかけて実施されたプロジェクトに参加したのは総勢40名.アオガエルが走っていた東京急行電鉄の職員など,皆それぞれに思い入れのある方々の手で作業が進められました.

 
目指したのは「東急時代の姿の再現」塗装を変えるだけではなく,上高地線入線時に取り外されたミラーやワンマン表示機なども取り外します.
 
  
特に腐食していたモハ5005側前面の錆落としと整形は念入りに行われました.上写真は錆止めを塗り終えて,塗装を待つ図.
8月,作業開始から1月余りで一通り塗装が完了しました…が,まだ全てが終わった訳ではありません.このあと,9月に入ったところで台車の色差しと車検証が追加されました.
 
9月23日,はじめてのお披露目撮影会の様子.方向幕や各種表示が用意され,ヘッドライト,急行灯も(外部電源ながら)点灯するなど,当初目指していた「東急時代の姿の再現」がここに実現しました.

5000形電車がその元々の姿である「アオガエル」として復活相成ったのは非常に喜ばしいことであります.一方で,筆者が親しんできた松電カラーが消えてしまったことにも一抹の寂しさを感じます.ただ,こうして解体寸前であった5000形電車が2度に渡って,それを愛する人々の手によって再生され,活用されていくことはそれを超える喜びでありましょう.

これからも上高地線の宝として…そう,あの大先輩ハニフ1号のように末長く保存して行きたいものです.

 
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